博多駅から徒歩8分
からだ想い整体院めぐりの鈴木です。
冬になると、
・手足が冷える
・朝起きても体が重い
・疲れが抜けにくい
・集中力が続かない
こうした不調を感じる方が一気に増えてきます。
「寒いから仕方ない」
「年齢のせいかもしれない」
そう思われがちですが、実はこれらの症状には
自律神経と“体の巡り”の変化が深く関わっています。
■ 冬は体が“守りのモード”に入る季節
気温が下がると、人の体は無意識に熱を逃さないよう働きます。
その結果、
・肩をすくめる
・背中を丸める
・呼吸が浅くなる
といった姿勢や動きが増えていきます。
これは体を守るための自然な反応ですが、
この状態が長く続くと、筋肉や関節が固まり、
血管も収縮しやすくなります。
血流が落ちることで、
・冷え
・だるさ
・頭がぼーっとする
・寝ても回復しない
といった、いわゆる「冬の不調」が起こりやすくなるのです。
■ 自律神経は「体温」と「巡り」をコントロールしている
自律神経には、
活動モードの交感神経と、
回復モードの副交感神経があります。

寒さやストレスが強い冬は、
交感神経が優位になりやすく、体は常に緊張状態に。
この状態が続くと、
・血管が収縮したままになる
・内臓の働きが低下する
・回復に必要なエネルギーが作られにくくなる
といった悪循環が起こります。
「休んでいるのに疲れる」
「寝てもスッキリしない」
と感じる方は、体力不足ではなく
自律神経の切り替えがうまくいっていない可能性があります。
■ 東洋医学からみた「冬」と体の関係
東洋医学では、冬は「腎」と深く関係する季節と考えられています。

腎は、
・生命エネルギーの貯蔵
・水分代謝
・体を温める力
を担う、体の土台のような存在です。
腎の働きが落ちてくると、
・冷えやすい
・むくみやすい
・腰や下半身が重だるい
・疲労が抜けにくい
といった症状が出やすくなります。
また、腎は肺と協力して
体内の水分やエネルギーの巡りを調整しています。
冬に呼吸が浅くなりやすいのは、
このバランスが崩れやすい季節だからとも言えます。
■ 冬の不調が「呼吸」に現れやすい理由
寒い時期は、無意識に呼吸が浅くなります。
・胸が動かない
・息が短い
・吐く前に吸ってしまう
こうした呼吸では、
横隔膜や胸郭が十分に動かず、
自律神経も切り替わりにくくなります。
特に大切なのが「吐く呼吸」。
ゆっくり息を吐くことで副交感神経が働き、
血管がゆるみ、内臓の働きも回復しやすくなります。
呼吸は、
自律神経を整える最もシンプルで確実なスイッチです。

■ 冬をラクに過ごすためのセルフケアのポイント
冬の不調を防ぐためには、
「温める」だけでなく「巡らせる」ことが重要です。
・首、足首、お腹を冷やさない
・温かい飲み物や汁物を取り入れる
・呼吸を深め、胸まわりを固めない
・同じ姿勢を長時間続けない
これらを意識するだけでも、
体の反応は少しずつ変わっていきます。
■ 当院で大切にしている視点
当院では、単に筋肉を緩めるだけでなく、
・呼吸の質
・姿勢のクセ
・胸郭や背骨の動き
・自律神経の状態
といった「体の使われ方」も評価します。
冬の不調は、
一部分だけの問題ではなく、
体全体のバランスの結果として現れていることがほとんどです。
■ 毎年冬がつらい方へ
「冬はいつも調子が悪い」
「冷えやだるさは仕方ないと思っている」
そう感じている方こそ、
体の土台から見直すタイミングかもしれません。
呼吸・姿勢・巡りを整えることで、
冬でも動きやすく、回復しやすい体はつくれます。
不調を我慢する前に、
体からのサインに一度目を向けてみてください。