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からだ想い整体院めぐりの鈴木です。
季節の変わり目に、
「体が重い」
「食欲がない」
「気分が落ち込みやすい」
そんな不調を感じていませんか?
この時期に現れる体調の変化は、東洋医学でいう「秋土用(あきどよう)」が関係しているかもしれません。
気候の変化だけでなく、体の内側でも“季節の準備”が行われるこの時期。
心と体のバランスを整えるために大切なポイントをお伝えします。
秋土用とは?
“土用”とは、季節の移り変わりの前にある約18日間のこと。一年に4回あり、それぞれ 春・夏・秋・冬の前 に存在します。(※10月20日から11月6日まで)
つまり「秋土用」は、秋から冬へ移り変わるための準備期間。
東洋医学ではこの時期、「脾(ひ)と胃」が影響を受けやすい季節とされています。
脾と胃は、食べ物を消化し“気(エネルギー)”を生み出す臓器。この働きが乱れると、体全体のバランスが崩れやすくなります。


なぜ秋土用に不調が起こるのか
秋から冬への移行期は、朝晩の寒暖差が大きく、天候も不安定。この“気候の揺らぎ”が、体にとってはストレスになります。
特に次のような条件が重なると、脾と胃の働きが弱りやすくなります。
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冷たい飲み物や甘いものを摂りすぎる
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食べすぎ・飲みすぎによる胃の疲れ
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ストレスや睡眠不足で自律神経が乱れる
脾と胃は“気”を生み出す中心。
その働きが落ちると、体にエネルギーを送れなくなり、
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体がだるい
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集中できない
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むくみやすい
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食欲のムラが出る
といった不調が現れやすくなります。
さらに土用の時期は、気圧の変化も多く自律神経に負担がかかります。
この「内(胃腸の乱れ)」と「外(気候の変化)」の両方からのストレスが、秋特有の“なんとなく調子が出ない”状態をつくるのです。
東洋医学でみる秋土用の体のサイン
秋土用に起こる不調には、次のような特徴があります。
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胃もたれ・お腹の張り
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朝起きても疲れが抜けない
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手足が冷える
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いつもより感情の波が大きい
東洋医学では「脾は思を司る」とされ、胃腸の働きが乱れると、思考も停滞し、気分の落ち込みにつながると考えられています。
つまり、心と体は同じリズムで揺らいでいるということ。季節の変わり目にメンタルが揺れるのは、自然な生理現象なのです。
整えるための4つのポイント
① 温かい食事で胃腸を労わる
冷たい飲み物や生ものを控え、温かいスープや味噌汁を意識的に摂りましょう。
生姜、ねぎ、かぼちゃ、さつまいもなど、体を温める食材がおすすめです。
② 冷えをためない生活を
お腹や足元を冷やさないように意識。
入浴時にはシャワーで済ませず、湯船につかることで副交感神経が働きやすくなります。
③ 朝の軽い運動で代謝を上げる
朝に体を少し動かすことで、体内時計が整い、自律神経の切り替えがスムーズになります。
散歩や深呼吸など、軽めの運動でOKです。
④ 寝る前のスマホを控える
ブルーライトは交感神経を刺激し、眠りの質を下げます。
夜は明かりを落とし、深呼吸しながら体をリラックスモードに切り替えましょう。
呼吸が整うと「脾・胃」も整う
実は、呼吸も秋土用の養生には欠かせません。
深く息を吐くことで横隔膜が動き、内臓のマッサージ効果が生まれます。それにより、胃腸への血流が促され、消化と代謝が整いやすくなります。
呼吸は自律神経を唯一“自分で調整できるスイッチ”。
ゆっくり吐くことで副交感神経が働き、体の緊張がゆるみ、気血の巡りが良くなって「脾・胃」の働きが安定します。
おすすめは、寝る前の1分間呼吸リセット。
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鼻から3秒吸って
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口をすぼめて6秒吐く
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お腹の奥がふわっと動く感覚を意識
これを1〜2分繰り返すだけで、内臓の動きが軽くなり、朝の目覚めが変わります。
当院でのサポート

からだ想い整体院めぐりでは、
呼吸と姿勢の評価をもとに、胸郭や横隔膜、腹部の動きを整える施術も行っています。
呼吸が整うと、内臓の位置や動きも自然と整い、脾や胃の機能が安定しやすくなります。
結果として、自律神経が安定し、代謝や睡眠の質も改善します。
「最近なんとなく疲れやすい」
「季節の変わり目になると体が重くなる」
そんな方は、秋土用のうちに体を整えるのがおすすめです。
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